侵略美化の「つくる会」系教科書不採択!
8月10日、杉並区教育委員会で、来年度から使用する中学校の教科書採択が行われ、「新しい歴史教科書をつくる会」系の自由社・育鵬社の歴史・公民教科書はいずれも不採択となりました。
採択では、井出教育長と二人の女性委員が、「現場の教師が使いやすいか・子どもたちにとって考える力が育成できる内容か」など、現場や区民の声を反映させることが重要と強調する一方、大蔵委員は委員長という職務にありながら他のどの委員よりも自分の主張を展開。自由社や育鵬社を評価しました。宮坂委員も国語の教科書採択では「平和志向の強いものは避けるべき」などと述べ、傍聴者の失笑を買いました。
採択の結果は歴史・公民とも「帝国書院」に決定しました。その瞬間、別室で聴いていた人たちからは大きな拍手が起こりました。