「杉並区基本構想(答申案)」が示されました
杉並区は、田中区長のもとで、今後10年間の区政運営の指針となる新たな「基本構想」の策定を進めてきました。10月下旬、基本構想審議会から答申案が示され、8日に全員協議会で議員に対する説明が行われました。
私は、新たな「基本構想(答申案)」は、地域での支えあいばかりが強調され、区民の福祉を向上させるという自治体本来の責務が欠落していること、荻窪駅前開発や幹線道路整備などが突出していること、幼保一体化など区民合意がなされていないものを基本構想に明記するべきではない、と指摘しました。事務局(区)は、「区の責務については、自治基本条例に掲げてあるのでそれを前提にしている」などと答弁しました。
基本構想は、区政運営の土台となる重要なものです。パブリックコメントが11月11日から、12月10日まで行われます。区民の声を反映した構想にしていくために、意見を寄せましょう。(基本構想の全文は広報やホームページで掲載されています)