議会報告

HOME > 議会報告 > 旧若杉小学校跡地活用についてー特養・認可保育所・防災の複合施設に

旧若杉小学校跡地活用についてー特養・認可保育所・防災の複合施設に

 認可保育所や特養ホームが不足し、深刻な問題となっています。杉並では、今年4月、認可保育園に入園を申し込んで入れなかった児童が約1600名に及びました。特養ホームに申し込んで入所待ちをされている高齢者も2000名近くに達しており、早期の解決が求められています。
 天沼3丁目にある旧若杉小学校は、現在、区保育室として暫定活用されていますが、本格活用をどうするのか注目が集まっています。地域では、「認可保育園を」「特別養護老人ホームを」との強い要望があがり、署名活動も行われています。また、地域の災害時の避難所として「防災公園をつくってほしい」との声もあります。
 日本共産党区議団は、議会で、認可保育所や特養ホーム、防災機能もあわせた複合施設の活用を求めています。
 吉田信夫事務所が行った区民アンケートにも、若杉小学校跡地を福祉施設に活用してほしいとの要望が寄せられました。 6月5日、吉田信夫都議と区議団は、改めて地域住民の声を届けるとともに、区の計画について聞き取りを行いました。
 区の担当部長は、「秋に発表予定の施設再編整備計画のなかで明らかにしたいが、防災公園や防災倉庫など、防災まちづくりの拠点としたい」としつつ、「特養ホームや認可保育園等の要望もあるので、いずれも区民の声をきくなかで検討したい」と答えました。