あんさんぶる荻窪の財産交換はストップを!一般質問で迫る
第3回区議会定例会の決算特別委員会で、あんさんぶる荻窪の財産交換について質問しました。
あんさんぶる荻窪と荻窪税務署の財産交換について、区長は「大規模特養ホームを建設するため」と言ってきました。ところが、他会派の一般質問の答弁で「杉並には税務署が2つある。消費税の議論も厳しくなるなかで、税務署は徴税コストを削減すべきという思いがあった。杉並税務署は都市計画道路上にあり現地建て替えが難しい。杉並は中小零細企業が多数立地しており、これらの企業の手続きが一か所ですむようなまちづくりが必要と感じてきた」などと発言したのです。
私は、今回の財産交換が、二つの税務署を一つに統合したいという区長の思惑から出発したものであり、大規模特養建設はあとからつけた理由ではないかと追及。さらに、今回の計画は、あんさんぶる荻窪・荻窪北児童館を廃止し、住民が培ってきたコミュニティを壊し、子どもたちへ犠牲を押しつける不合理極まりない計画であり、特養建設かあんさんぶる荻窪か、住民サービスを天秤にかけることは許されないと指摘。財産交換方針はいったんストップし、区長も参加し、住民との対話の場を持つべきと求めました。区は「この計画は区民福祉にとって必要な計画。予定通り進めていきたい」と答えました。
地元での説明会も開かず、財産交換を強引に進めようとする区長のやり方に地元町会・住民の不信は募るばかりです。「あんさんぶる荻窪・児童館守れ」の声をさらに大きく広げましょう。