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西荻のまちを壊す補助132号線道路拡幅計画 杉並区が東京都に事業認可申請

予定を大幅に早め申請へ

 1月8日、西荻窪地域に重大な影響を与える道路拡幅計画「都市計画道路補助132号線」の事業認可が申請されました。当初、今年度末に申請し、来年度夏頃に認可取得の方針が示されていましたが、大幅に早まり、4月には都の認可を取得する見通しです。
 この計画は、西荻窪地域の南北道路を拡幅し、現在の11m幅から、16m(場所によって20m)に拡幅するものです。多くの商店・住宅が立ち退きを迫られ、駅南側では、計画と一体に駅前再開発も動き出しており、懸念の声が広がっています。

住民合意のない認可申請 見直しを求める署名5千筆超

道路拡幅計画に対し、近隣住民や商店関係者が計画の見直しを求める署名に取り組んでおり、昨年末時点で、5千筆を超える署名が集まっています。
 また、毎月実施されているアピール行動では、「昭和レトロな街並みを守ってほしい」「駅南側の再開発は止めてほしい」等の声が広がっています。住民の切実な声を無視し、住民合意もなく、杉並区が事業認可を申請したことは許されません。
 日本共産党区議団は、12日から始まる区議会第1回定例会でも、計画の撤回を求め、論戦に取り組みます。