住民の声と党区議団の要求で「地域公共交通計画」策定へ
交通不便地域解消は切実な声
「すぎ丸を増やしてほしい」「南荻窪3丁目、4丁目に、荻窪〜西荻窪間のバスがなくなったため、高齢者は買い物にも病院にもタクシーを使わなければなくなった」「足となるバスを充実してほしい」・・・。共産党区議団のアンケートに寄せられた声です。
こうした声に示されているように、駅やバス停も遠く、買い物も通院も不便な「公共交通不便地域」の解消は、区政の重要課題です。
日本共産党区議団は、これまで、駅やバス停から遠い地域を地図に示し「公共交通不便地域」の解消を、区に繰り返し求めつづけてきました。
その結果、杉並区は、今議会で「地域公共交通計画」を策定することを表明しました。
区民の声と共産党区議団の取り組みが、区を動かしました。
「不便地域の解消」「負担少なく」と答弁
日本共産党の金子けんたろう議員は、一般質問で「計画」策定を評価したうえで、計画が「交通不便地域の解消」となること、安心して利用できる負担(運賃)に配慮することを求めました。
区は「交通不便地域の解消も課題とする」「利用者の負担感を少なくする」と答弁しました。
計画策定は住民参加で
さらに、計画策定にあたって、住民代表など地域の関係者も参加して進めることを求めましたが、区は「地域住民も視野に入れメンバーの検討をする」と答弁しました。
なお、計画策定のスケジュールについては、令和3年度末の策定を予定と答弁しました。
日本共産党区議団は、「地域公共交通計画」が、すぎ丸路線の増設など、区民要望を反映したものとなるよう努力していきます。