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新型コロナ ワクチン接種に向けた準備始まる

 2月17日から、医療従事者を対象とした新型コロナワクチンの先行接種が開始されました。
住民のワクチン接種については、自治体が担うことになるため、各自治体は、国からの情報を収集しながら接種の準備を進めています。

ワクチン接種に関する補正予算提案

区は、今定例会に、ワクチン接種に関するコールセンターの設置や、接種会場となる施設の改修経費を盛り込んだ補正予算を提案しました。
 コールセンターは、区民からの相談や接種の予約受付業務を行います。電話は50回線、看護師を配置し土日も対応する予定です。接種会場については、左表の3か所以外に、他の区立施設や基幹4病院、区内医療機関でも実施できるか、現在協議中です。

「ワクチン頼み」は危険 PCR検査拡充もセットで

 ワクチンへの期待がある一方、不安の声も少なくありません。安全性・有効性、副反応などのリスクについての国内外のデータを、迅速かつ徹底的に国民に明らかにしていくことが重要です。
 また、ワクチンの発症予防効果は確認されていますが、感染予防効果は明らかになっておらず、効果がどれだけ続くかもわかっていません。専門家は、社会全体でワクチンの効果が確認されるには、かなり時間がかかると指摘しています。
 「ワクチン頼み」になって、感染対策の基本的取組が疎かになってはなりません。PCR検査の拡充とセットで、感染を抑え込むことが必要です。