2022年予算特別委員会 遅れている学校トイレの洋式化 急いで!
4日の予算特別委員会で、私は、小中学校のトイレの洋式化について質問しました。
洋式化率23区中22位 早急に年次計画策定を
学校トイレの洋式化は、子どもたちの安全で快適な教育環境の整備という点からはもちろんのこと、災害発生時の避難所としての機能を向上させるためにも重要です。
日本共産党区議団は、東京都の「防災機能強化のための公立学校施設トイレ整備支援事業補助金」も活用し、洋式化を急ぐべきだと求めてきました。
しかし、区に請求した資料によると、杉並区の学校トイレ洋式化率は、今年度4月1日現在で66・4%と23区中22位と年々順位を下げていることが明らかになりました。
私は、いまだに66%という状況では、切迫の可能性が指摘されている震災の避難所として、高齢者や障害者の方に対応できないのではないかと質問。区はマンホールトイレなども活用してもらう、などと答弁しました。
杉並区は、便器を洋式化するだけでなく、床面や壁面など全体的な改修に固執していますが、改修の年次計画を持っていないこと自体問題です。早急に計画を立て、洋式化を急ぐべきと求めました。