学校給食費の保護者負担引き上げは撤回を―杉並区に申し入れ
6日、日本共産党杉並区議団は、杉並区に対し、学校給食費の保護者負担値上げ決定を撤回するよう申し入れました。
NHKの調査によれば、東京23区で給食費を値上げし、かつ値上げ分をすべて保護者負担としたのは杉並区と墨田区だけ。値上げした区もいくつかありますが、保護者負担とはせず公費で負担しています。事前の区への聞き取りでは、値上げ分は年間約1800万円程度。杉並区の財政力からすれば区で負担することは十分可能です。さらに、政府も臨時交付金を活用して保護者負担を軽減するよう通知を出しています。にもかかわらず、値上げ分をすべて保護者負担とした杉並区の姿勢は極めて異常です。こんな無慈悲な仕打ちをする杉並区政。6月の区長選挙で何としても変えていかなければなりません。