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杉並区長選挙 岸本さと子氏 歴史的勝利

当選の報告を受ける岸本氏(中央)

 19日投票で行われた杉並区長選挙で、日本共産党が他の野党と共に推薦した「住民思いの杉並区長をつくる会」の岸本さとこさんが、現職区長を破り初当選しました。同時に行われた区議補欠選挙では、日本共産党の増田さちえ候補が大健闘しましたが、次点となりました。
 今回の選挙でご支援をいただいた全てのみなさんに、心から感謝申し上げます。

 田中区政に審判 区民のための区政へ扉開く

 区長選挙で、岸本さんは、田中区政が区民の声を無視し、児童館・ゆうゆう館廃止や都市計画道路を強行していることなどを批判。区民参加、区民との対話による区政への転換を訴えました。この訴えに多くの区民からの共感が寄せられ、歴史的な勝利を切り拓く力になりました。
 市民と野党が力を合わせてたたかい、勝利したことからも、野党共闘が政治を変える大きな力になることを、昨年の衆議院選挙と同様に示す結果となりました。

 増田さちえ 第2位 自民を追い上げ大健闘
 

21日朝、増田さちえさんとともに西荻窪駅で選挙結果を報告

区議補欠選挙で、日本共産党の増田候補は、物価高騰から区民の暮らしを守ること、ウクライナ危機に乗じた大軍拡・憲法改正などの戦争する国づくりを許さない事を訴えました。
 党杉並区議団が、徹底調査に基づく粘り強い論戦で区政の問題点を明らかにするとともに、区長の不適正行為を暴き、ただしてきたことを語り支持を訴えました。
 訴えは多くの共感を拡げ、惜敗したものの、自民党候補に1698票と迫る結果につながりました。
 日本共産党は、新たに誕生した岸本区政とともに、区民と対話し協力する区政運営を目指して全力を尽くします。また、掲げた公約の実現に向けて頑張ります。