2022年決算特別委員会 補聴器購入費助成「実施に向け検討」へ
10月5日の決算特別委員会で、私は、高齢者日常生活用具給付が他区と比較しても異常に遅れている実態を指摘。改善を求めると共に、高齢者の補聴器購入費助成制度を実施するよう迫りました。
岸本区政で前向きの検討 党区議団の論戦が実る
高齢者の日常生活用具給付事業については、東京都の高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金を活用することができます。しかし、杉並区は他区と比較しても包括補助金の活用が進んでおらず、桁違いに低い状況です。
包括補助金は、高齢者の補聴器購入費への助成にも活用することができ、23区では15区が実施、2区が今後実施する予定ですが、杉並区は実施していません。
私は、これまでも毎回の予算・決算委員会で補聴器購入費助成の実施を求めてきましたが、前・田中区政は背を向け続けてきました。
速やかな実施を求める
質問に対し、岸本区長は「今のコロナ禍、物価高騰の中で考えていかなければいけない。(中略)検討だけでなく実施に繋げていきたい。」と答弁。所管課長も「実施に向けて検討する」としました。
実施時期を確認したところ、区は「中身を今つくっているところ。それが出来次第、実施していきたい。」と答弁しました。
岸本区政のもとで、党区議団の論戦が実り、区政が大きく前進しつつあります。助成制度の実現に向けて、引き続き力を尽くします。