補聴器購入費助成、ついに予算化
1月31日、岸本区長は記者会見をひらき、杉並区の来年度予算案を発表。議員には、翌2月1日に予算案の概要の説明が行われました。
予算案には、岸本区長が公約にかかげ、日本共産党区議団が実施を求めてきた高齢者補聴器購入費助成が計上されました。
所管の課長から聞き取った助成の概要は以下のとおりです。
高齢者補聴器購入助成制度
■対象
・杉並区に住所を有する65歳以上で、医師に必要性を認められた者
■助成額
・購入額か基準額13万7千円の少ない方
住民税非課税世帯 購入費の3分の1助成(上限額4万5700円)
住民税課税世帯 購入費の6分の1助成(上限額2万2900円
■予算額 459万9千円
私は、前区政の時代から、多くの区で助成制度が始まっていることを示し、区に実施を迫り続けてきました。
岸本区政になり、昨年の第3回定例会決算特別委員会で、区長は「実施につなげていく」と答弁。担当課長は「中身をつくっているところ。出来次第、実施していきたい」と答弁していました。
区民の世論と共産党区議団の論戦が区を動かしました。助成額、予算額とも大規模ではありませんが、大事な一歩です。