誰もが安心して移動できる杉並へ
2月14日、「地域公共交通計画」「区におけるハラスメント対策」「校則の見直し」「公共施設での生理用品配置」について一般質問しました。j順次お伝えします。
区内全域で移動の利便性向上に努めていく
日本共産党杉並区議団は、これまで、駅やバス停から遠い地域を地図に示し「公共交通不便地域」の解消を区に求め続けてきました。その後、区は「地域公共交通計画」の策定に着手。昨年末に計画案が公表され、公共交通に求められる役割として、共産党区議団が提起してきた「区民1人1人の移動を生涯にわたって支え、移動の自由を確保する」ことが明記されました。
私は、この点を評価しつつ、公共交通不便地域を駅から800m徒歩10分としているが、距離だけで判断すべきでないと迫りました。
区は「高齢や障害等の個人特性、道路勾配などの地形状況など様々な要因もある。距離によって一律に排除するなどの考え方にとらわれずに、区内全域で移動の利便性向上に努めていきたい」と答弁しました。
地域の状況に応じた輸送の活用 多角的に検討
私は、不便地域の解消について、計画案で示されたデマンド交通(時間や移動経路を固定せず、予約運行)だけでなく、地域の状況や需要に応じた輸送の活用を求めました。
区は「住民意見も聞きながら、多角的に検討する」と答えました。
すぎ丸 運行拡充を求める
すぎ丸については、計画案に記載された、朝夕の運行時間帯の拡大、運行本数の増加、路線の延伸、回送区間の営業化など、区が拡充に向けて努力するよう求めました。