理不尽な校則 生徒の声を反映し見直しを
フリース、ダウン禁止の校則「見直していくことを確認」
1月下旬、区内のある中学校で、フリースのジャンパーを着て登校した生徒が「校則違反」と指摘された」事例がありました。保護者からは「寒さに耐えさせるのは人権問題。時代に即して変えてほしい」等の声があがりました。
私は、昨年末に文部科学省が改訂した生徒指導に関する基本文書「生徒指導提要」で、児童生徒の参加による「校則」の見直しを強調していることを紹介。教育委員会としてどう対応するのか、問いました。
教育委員会は「各学校の校則について判断する立場にはないが、当該の学校については、次年度に向けて、防寒着についてのルールを生徒の声を反映し、見直していくことを確認した」と答弁しました。
■区立中学校23校の冬季規定
セーターの色 規程あり 13校
コートの色 規程あり 9校
コートの種類 規程あり 6校
(例)ベンチコート、ダウンコート、ウインドブレーカーは不可