JR荻窪駅北口駅前広場整備へ階段にエレベーター設置へ
利用者の声いかすよう都に要望
荻窪駅北口駅前広場は狭く、バスを降りる人とし進入してきたバスが交錯するなど危険性が指摘されてきましたが、ようやく整備に向けて動き出すことになりました。東京都は、来年度の予算案の中に荻窪駅北口広場整備の予算を計上し、あらたに広場の設計を行うことを計画しています。
私は、1月27日、吉田信夫都議とともに、東京都・都市整備局の篠塚企画課長に面会し、設計にあたっては杉並区や商店街、駅利用者などの意見や要望を尊重するよう要求しました。課長も「区と協議しながら対応する」と答えました。(写真)
都の説明では、当該土地の賃借権をめぐる裁判で2年前に最高裁で賃借権不存在の判決が確定し、今回整備をすすめることになったとのこと。都の来年度予算案は「荻窪駅北口整備事業費」として2700万円を計上。これはおもに設計の委託料。2006年度(平成18年度)広場のバス停配置などの設計を行ない、2007年度(平成19年度)以降工事に入り、一年で整備を終えたいとのことです。
これを受けて杉並区は、地元関係者、駅利用者の要望を把握し都と協議するとともに、さらに07年度には広場の地下整備についても事業方針を決定する予定です。ご意見、ご要望をお寄せください。
3年前にJRに要請
JR荻窪駅については、バリアフリー化の促進が切望され、私は、2003年にJR東日本東京支社を訪問し、エレベーターの設置を要望していましたが、ついてに今年設置されることになりました。
北口広場から下る階段右側にはエレベーターが設置され、構内にもエレベーター2基とエスカレーター2基が設置されます。(下図参照)