華麗なピアノのしらべに酔いしれる 田中正也ピアノリサイタル
12日、くすやま美紀地域後援会と日本ユーラシア協会の共催で、「田中正也ピアノリサイタル」が、荻窪のクレモニアホールで行われました。
田中さんは、15歳で単身ロシアにわたりモスクワ音楽院でピアノを学び、4年前に同大学院を卒業。帰国後も、ロシアの空気に触れるため、年に2回はモスクワに滞在するとのことで、この日も4日前に帰国したばかりでした。
第一部は、プロコフィエフとラフマニノフ、2人のロシアの作曲家による作品、第二部は、シューマンとフランク、ヨーロッパの作曲家の作品が演奏されました。アンコールは、リストの「愛の夢」と「ラ・カンパネラ」。華麗なピアノのしらべに会場からは、おしみない拍手が。これからの活躍が楽しみなピアニストです。