活動レポート

HOME > 活動レポート > 東京都がようやく避難者に食事と入浴の提供はじめる

東京都がようやく避難者に食事と入浴の提供はじめる

 味の素スタジアムの避難者におにぎり150個持って行ったと話したら「150個もにぎったの?」と質問されました。私も自ら握ったものをと思ったのですが、残念ながら食料の差し入れは、市販のものしか受け付けてもらえないそうです。そういうわけで握るのは断念し、荻窪から西荻にかけてコンビニ7軒かけずりまわって、ようやく150個調達しました。吉田都議は阿佐ヶ谷のうさぎやに朝一番にかけこみ、「どらやき150個!」と注文し、並んでいたお客さんも驚いていたとのこと。東京で一番おいしいどらやきを食べてほしいとがんばったのです。
 さて、東京都が設けている避難施設では食事もお風呂の提供(シャワーのみ)もなく、支援拡充が求められていたのですが、今日から食事については500円の食券2枚とお風呂も無料になったと今朝吉田都議から連絡がきました。新潟や埼玉では3食とも県が食事を提供し、公営住宅の募集も大阪府は2100戸予定に対し、東京都はわずか600戸、他府県と比べあまりに貧弱な都の支援に対して、昨日、日本共産党都議団が支援拡充の申し入れを行ったことなどが都を動かしたようです。まだ十分とはいえないけれど、少しでも改善できて本当によかった!
 だいたい石原都知事は現場を視察にくるでもなく、味スタなどの施設は宿泊施設もあると記者会見で2度も言っていたそうです。地震を「天罰」と発言し、怒涛のごとくの抗議にしぶしぶ撤回したものの、本気で謝罪しているとは思えないというのが多くの人の思いではないでしょうか。こういう人に都政を任せていいのか!明日からの知事選でおおいに議論していかなければかなりませんね。