衆議院選、日本共産党は12議席 野党共闘勢力前進
22日に投開票された衆議院議員選挙で、日本共産党は、比例代表で11議席、小選挙区では沖縄1区で勝利し、合わせて12議席を獲得しましたが、現有21議席を守れず後退させる結果となりました。
比例代表の東京ブロックでも、62万票を得票しましたが、現有3議席から2議席に後退。東京8区では、おさない史子は22399票、比例代表は28076票を得票しました。
選挙中、街頭での訴えに対しても、たくさんの方々からあたたかいご声援をいただきました。ご支持をお寄せいただいたみなさんのご期待に応えられず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
一方、今回の選挙で、共産党は、市民と野党の共闘に力を尽くしました。選挙直前に希望の党が現れ、民進党が事実上解党し野党共闘が危ぶまれる状況がありましたが、立憲民主党が結成され、共闘勢力の一本化のために、共産党は、全国67の小選挙区で候補者を降ろし、多くのところで自主的支援を行いました。このなかで、立憲民主党が野党第1党に躍進し、共産党、社民党の3野党は公示前の38から69議席へ大きく前進しました。
共産党が議席を減らしたことは、本当に悔しい思いですが、全国各地で作られた「共闘の絆」は、今後の活動に生きる大きな財産だと確信しています。同時に、市民と野党の共闘を進めながら、共産党自身、議席を減らさず躍進するための努力と探求がこれまで以上に求められていることも、今回の選挙戦を通じて痛感しています。
次回の選挙に向け、力をつけて捲土重来を期すとともに、安倍政権の9条改憲を何としてもストップさせるために、全力を上げていく決意です。引き続き、ご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします。