都知事選 宇都宮けんじさん、84万票獲得
7月5日に投開票が行われた東京都知事選挙で、広範な市民と野党の共闘候補として奮闘した宇都宮けんじ候補は、勝利はできませんでしたが、84万票を獲得し大健闘しました。ご支持いただいたみなさんに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
野党共闘深まる/得票率は23区でトップ
今回の選挙では、日本共産党、立憲民主党、社民党、新社会党、緑の党の支援とともに、国民民主党の国会議員も応援に入り、多くの文化人・知識人にも支援の輪が日に日に広がりました。こうした共闘のたたかいのなかで連帯と信頼の絆が広がったことは、大きな財産です。
杉並でも、日本共産党と立憲民主党の区議が並んで政策を訴えました。また、多くの市民が集まり、独自のホームページを立ち上げ、街頭での宣伝などを企画しました。こうした取り組みの結果、宇都宮けんじさんの杉並区での得票率は17・68%と、全都平均の13・76%を大きく超えて、23区ではトップとなりました。
都政の進むべき方向示す
宇都宮けんじ候補は、都民の生存権を守り抜く立場を貫き、①コロナ対策で、検査と医療体制の抜本的拡充、自粛・休業は補償と一体の対策をとること ②都立・公社病院を守り、保健所の拡充を強力に求めるなど、医療と福祉に手厚い都政への転換をはかる ③カジノ誘致を中止し、ポストコロナを展望して社会的連帯の精神で支え合う東京を示すなど、論戦をリードし、都政の進むべき方向を明瞭に示しました。
今後も公約実現に全力
宇都宮けんじさんは、引き続き都政の改革、都政を監視する運動、市民運動を続けていきたいと語っています。
日本共産党は、宇都宮候補が掲げた公約・政策の実現、希望ある新しい政治への転換のために力を尽くすとともに、来たるべき総選挙にむけて、共闘の流れをさらに発展させていく決意です。