７月25日、杉並で「国民平和大行進」が取り組まれました。
　新型コロナ感染症対策のため、昨年同様、少人数での開催でしたが、23名の行進参加者は核兵器廃絶を求める横断幕や団体旗を掲げ、杉並区役所から中野区の杉山公園まで元気に歩きました。

　区役所前で行われた出発式には、岸本聡子区長が挨拶し、故・丸浜江里子氏の著作「原水禁署名運動の誕生―東京・杉並の住民パワーと水脈」を紹介。杉並の住民運動を評価し、平和な世界を目指したいと話しました。

　区内の各団体から、核兵器禁止条約の批准を求める運動を強めていく決意が語られました。
同日夜には、東京土建杉並会館で「平和のつどい」が開催されました。
　杉並区で原水禁署名運動を始めた魚屋さん・故・菅原トミ子さんの娘の竹内ひで子さんが講演。

　署名は瞬く間に広がり、３ヶ月間で杉並区民の７割28万筆あつまり、日本全国に広がっていった様子が話されました。