杉並区に申し入れ 児童館・ゆうゆう館の廃止はすべて停止を
12月15日、日本共産党区議団は、区長に対し、「区立施設再編整備計画(第2期)・第1次実施プランの一部修正案への申し入れ」を行いました。
区民と協議を尽くし、施設の存続を
11月、杉並区は、田中・前区政のもとで策定した「区立施設再編整備計画」の一部修正案を公表しました。
修正案では、廃止計画に盛り込まれていた児童館4館と、ゆうゆう館4館の廃止を休止することが示されました。岸本区長の公約をふまえ、廃止方針を見直す動きが始まったことは重要です。
しかし、一部の施設は、廃止を進める計画が残っており、区民からは、存続を求める声が高まっています。
廃止計画を休止する施設
■高井戸西児童館 ■高井戸児童館 ■阿佐谷児童館 ■方南児童館
■ゆうゆう高井戸西館 ■ゆうゆう高井戸東館 ■ゆうゆう上荻窪館 ■ゆうゆう西荻北館
廃止計画を継続する施設
■下高井戸児童館→子ども子育てプラザに転用。高三小の放課後等居場所事業に機能移転。
■阿佐谷南児童館→杉七小内の放課後等居場所事業に機能移転。跡地に児童相談所を開設。
■ゆうゆう天沼館→本天沼区民集会所をコミュニティふらっとに転用し、機能移転。
■ゆうゆう高円寺南館→高円寺図書館等複合施設内にコミュニティふらっとを整備し機能移転。
■ゆうゆう方南館→方南区民集会所をコミュニティふらっとに転用し機能移転。
党区議団は、申し入れで、設計費用等が計上され、議会の議決や予算執行された段階であっても、計画ありきではなく、住民との協議を尽くし、計画の休止も含め、見直しや代替策を検討することを要請しました。